「ヘビが逃げた」うそで370万円盗んだ疑いの男 土地勘生かして犯行か

仙台市泉区で「ヘビが逃げた」などと言って住宅に上がりこみ370万円を盗んだ疑いで逮捕された男は、運送会社に勤務していて土地勘を生かし犯行に及んだ可能性があることが分かりました。

窃盗の疑いで逮捕された泉区西中山の会社員、今野翔太容疑者(28)が送検されました。

警察によりますと今野容疑者は4月、泉区の60代男性の住宅を訪れ、「ヘビが逃げたので家の中を確認させてほい」とうそをついて上がり込み、約370万円を盗んだ疑いが持たれています。

今野容疑者は運送会社の従業員で、周辺の土地勘を生かし犯行に及んだ可能性があることが警察への取材で分かりました。

事件当日の午前には、被害者の住宅の周辺を車で下見していたということです。

警察の調べに対し今野容疑者は「やっていない」と話しているということです。

泉区では同様の不審な訪問が他に7件発生していて、警察が関連を調べています。

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