地域活性化や渋滞緩和を 東北学院大学やNTT東日本がデータ利活用で協定

東北学院大学の新キャンパスがある仙台市青葉区五橋周辺の人の流れの把握やデータの利活用に向け、大学とNTT東日本などが連携協定を結びました。

締結式には、東北学院大学の大西晴樹学長や郡仙台市長、NTT東日本の須藤博史宮城事業部長が出席しました。

協定では、ICT=情報通信技術を活用した五橋キャンパス周辺の人の流れの把握やデータの利活用に取り組みます。

具体的には、通行人のスマートフォンに搭載されたGPSを追跡したり、性別や歩く方角をAIで瞬時に解析したりして人の流れのデータを収集し、地域活性化や交通渋滞の緩和につなげます。

また、人の流れのデータは、災害時に避難する際のシミュレーションなどに役立てられるよう公開する方針です。

東北学院大学大西晴樹学長「集められたデータを仙台市と協議し合いながら、より有効な施策に生かしてまいりたいと考えております」

この取り組みは、秋ごろからの開始を目指しています。

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