車いすテニス小田凱人選手が国際大会をプロデュース 「岐阜オープン」が開幕 ジュニアに活躍の場を

車いすテニスの世界ランキング1位、愛知県一宮市出身の小田凱人選手がプロデュースする国際大会が岐阜で開幕しました。

10日、岐阜市で開幕した国際テニス連盟公認の車いすテニスの国際大会「岐阜オープン」。

18歳以下の選手が対戦する「ジュニアの部」など、2つの部門で行われます。

国際テニス連盟が公認するジュニアの国際大会は日本で初めて!

「ジュニア世代に活躍の場を提供したい」という強い思いで、この大会を作ったのが愛知県一宮市出身、17歳の小田凱人選手。

ことし「グランドスラム」と呼ばれる世界4大大会のうち「全仏オープン」と「全英オープン」で史上最年少で優勝し、世界ランキングも史上最年少で「1位」に輝きました。

(小田凱人選手)
「せっかく(世界ランキング)1位になって、グランドスラムで優勝して、それだけではやはり物足りないというか、それプラス、選手としてもっと注目度が上がる、盛り上がることがしたいと思って」

選手たちのプレーを間近で見守った小田選手は。

(小田凱人選手)
「僕が対戦してきた選手がほとんどなので、ちょっと不思議な感じはありますけど、見るのはすごく楽しみですね」

これまで小田選手と対戦した馴染みのある選手に、これから世界へ羽ばたくジュニアの選手、全56人の選手が熱戦を繰り広げる岐阜オープンは8月13日まで行われます。

© CBCテレビ