道内不動産業大手の桂和商事(札幌)が、保有物件の多角化と事業拡大を進めている。札幌市中央区の繁華街・ススキノ地区の商業ビルを中軸に、円山地区の賃貸マンションや、JR札幌駅前や大通地区のオフィスの取得を加速。新型コロナウイルス禍に伴う飲食分野の減速や再開発の本格化を背景に、札幌中心部の不動産市況が転換期を迎える中、リスク分散を図りながら賃料収入を底上げし、経営基盤を強化している。
桂和商事、マンションやオフィス取得加速 札幌中心部や円山地区 多角化で経営基盤強化
- Published
- 2023/08/10 18:41 (JST)