「もうすぐ37歳になる」メルテンスが今季終了後の現役引退を示唆、ナポリ通算148ゴールはクラブ歴代最多得点

[写真:Getty Images]

ガラタサライのベルギー代表FWドリエス・メルテンス(36)が今シーズン終了後の現役引退を示唆した。ベルギー『Nieuwsblad』が伝えている。

ナポリの歴代最多得点者であるメルテンス。2021-22シーズン限りで退団したため、昨シーズンのスクデットを味わうことこそできなかったが、在籍9年で通算397試合に出場し148ゴール90アシストを叩き出した功績が忘れ去られることは決してない。

2022年8月にはガラタサライへと移籍し、昨シーズンは公式戦33試合出場で7ゴール4アシスト。かつてのような得点ペースではないものの、トルコの地では2列目中央を定位置としており、チームの4年ぶりとなるリーグ優勝の立役者の1人となった。

そんなメルテンス、今シーズンはすでにチャンピオンズリーグ(CL)予選3試合で2ゴールを記録しているものの、8日の予選3回戦1stレグのオリンピア・リュブリャナ戦に先立って行われた前日会見で突如、今シーズン終了後の現役引退を示唆した。

「僕は今シーズン中に37歳になる。頭の中では25歳だと感じているけど、カラダは異なることを言っているんだ。今シーズンが最後の1年になると思う。人生でサッカー以外のことにもチャレンジしてみたい。もちろん今は毎日が楽しいけどね」

また、ラスト1年に向け、CL本戦への出場を願っているとも口にした。

「ナポリで9年間、週に2試合プレーするのが当たり前になっていた僕にとって、週に1試合しかない昨シーズンはなんだか不思議な感覚だった。負けると怒りが込み上げてきて、早く次の試合で消化しなきゃ!って感じでやってきたから、慣れなかったね(笑) 最後にもう一度、あの感覚でやってみたい」

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