フィオレンティーナ、降格ヘルタからデンマーク代表GKクリステンセンを獲得

[写真:Getty Images]

フィオレンティーナは10日、ヘルタ・ベルリンからデンマーク代表GKオリヴァー・クリステンセン(24)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月30日までの5年となる。

母国のオーデンセBKでプロキャリアをスタートしたクリステンセンは、2021年夏にヘルタへ完全移籍で加入。加入1年目はセカンドGKの役割が続いていたが、ハンブルガーSVとの昇格・降格プレーオフという大一番でファーストチームデビュー。ホームでの1stレグは0-1で落としたものの、アウェイでの2ndレグでは2-0の勝利を収めて1部残留に貢献した。

この活躍をきっかけに昨シーズンは正GKとしてブンデスリーガ33試合に出場。しかし、チームは最下位での降格を強いられていた。また、2020年11月に行われたスウェーデン代表戦でデンマーク代表デビューを飾ったが、以降は正GKカスパー・シュマイケルの高い壁に阻まれている。

新天地フィオレンティーナではイタリア人GKピエトロ・テラッチアーノとのポジション争いに挑むことになる。

© 株式会社シーソーゲーム