フィリピンのラグナ湖を管理する環境天然資源省傘下のラグナ湖開発庁(LLDA)は9日、マニラ首都圏近郊の同湖で計画する水上型の太陽光発電事業で、地場の再生可能エネルギー会社サンアジア・エナジーと湖面利用に関する賃借契約を結んだと発表した。
サンアジアが10区画、計1,000ヘクタールの湖面の占有権を取得し、水上太陽光発電に乗り出す。
サンアジアのほか、ラグナ湖開発庁は大手財閥アヤラ・コーポレーション系発電会社ACEN(旧ACエナジー)とも800ヘクタールの湖面について同様の契約を結んだ。
ラグナ湖は面積が約9万ヘクタールに上る。周辺に工業団地があるため電力需要が大きい。