シーズンも終盤に近づき、各地区で熾烈な首位争いが続くなか、ドジャースの快進撃が止まらない。その好調なチームを牽引しているのがフレディ・フリーマンだ。８月１週目には週間MVPを受賞し、その後も快音を響かせ続けている。
2021年にブレーブスを26年ぶり４度目のワールドチャンピオンに導いたことを置き土産に、12年間プレーしたブレーブスからドジャースに移籍したフレディ・フリーマン。移籍後もチームを牽引する活躍を見せているが、ここ最近の好調ぶりは凄まじい。
８月に入ってからの６試合では26打数13安打で打率は.500、加えて本塁打を２本放つ好成績を残し、自身９度目の週間MVPを受賞した。特にアスレチックスとの３連戦では、４安打、３安打、３安打を記録し、３連戦での打率は驚異の.714、二塁打５本、本塁打１本でOPS2.000と絶好調だった。
さらに１試合を置いて、再び４試合連続で複数安打を記録。フリーマンは７月の最終試合でも複数安打をマークしており、ここ９試合で２度の４試合連続複数安打を記録している。この活躍で現在の打率はマーリンズのルイス・アライズに次ぐリーグ２位につけている。
そして、現在、二塁打と得点、OPSはリーグ１位、打点もリーグ３位タイの好成績を残しており、このまま好調を維持し続ければ、2020年以来となる自身２度目のシーズンMVPも夢ではない。2018年から５年連続でチームをプレーオフに導いている「Mr.クラッチ」がこのまま好調を維持してドジャースの勝利に貢献できるか。シーズン終盤でもフリーマンの活躍には注目だ。
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