バニラソフトとレモンの果肉入りソース、暑い夏にぴったり! 新温泉町で期間限定「飲むレモンソフト」販売始まる 兵庫

飲むレモンソフト=新温泉町栃谷

 道の駅「山陰海岸ジオパーク浜坂の郷」(兵庫県新温泉町栃谷)の食堂で、夏限定のスイーツ「飲むレモンソフト」の販売が始まった。9月末までで、1個450円。

 新商品は、バニラ味のソフトクリームに、レモンの果肉が入ったソースを合わせた冷菓。同町内の養蜂場で採取した蜂蜜に漬けた愛媛県上島町の「岩城島(いわぎじま)産レモン」の輪切りを添えた。ソフトクリームはスプーンでなく、太めのストローで吸う。

 岩城島は瀬戸内海の中心付近に位置し、温暖な気候でかんきつ類の生産が盛ん。山陰海岸ジオパーク浜坂の郷と、島民のかんきつ類農家でつくるNPO法人の交流が5年以上続いており、浜坂の郷はこれまで、新温泉町産の農作物が品薄となる冬季に、岩城島産のかんきつ類を販売するなどしてきた。

 中井洋祐駅長は「レモンの果肉や飲むソフトの食感を楽しんでほしい。暑い夏にぴったりだと思う」と話している。

 午前9時~午後5時。水曜定休。山陰海岸ジオパーク浜坂の郷TEL0796.80.9010 (斎藤 誉)

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