待ってた、素顔で再会 岩手県内・帰省ラッシュ始まる

お盆を前に帰省客や出迎えの人らで混み合うJR盛岡駅の新幹線改札口付近

 お盆休みを古里で過ごす人たちの帰省ラッシュが10日、始まった。新型コロナウイルス5類移行後初めての夏休みシーズンとなり、県内の駅などでは家族や友人らが再会を喜んだ。交通機関は11日以降も混雑が予想されており、多くの人が行き交う夏が戻りそうだ。

 JR盛岡支社によると、下りピークの11日はほぼ終日満席。馬渡素子広報室長は「コロナ5類移行により全社的な予約実績は前年を大きく上回っている。コロナ前の2018年度と比べ9割まで回復してきている」と話す。

 日本道路交通情報センターによると、10日午後8時現在、県内で目立った渋滞の情報は入っていない。10日の花巻空港発着便は、日本航空の搭乗率が約95%、フジドリームエアラインズ(FDA)の予約率が約90%だった。

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