精霊流しで交通規制を実施 15日に長崎など3市で 路面電車も一部運休

交通規制区間(長崎署)

 長崎県警は精霊流しの15日、長崎、佐世保、諫早の各市で車両通行禁止や一方通行、歩行者通行禁止の交通規制を実施する。
 交通規制が始まるのは、長崎市のうち長崎、大浦両署管内が午後5時、浦上署管内が同6時。佐世保市は佐世保署管内が同2時。諫早市は諫早署管内が同6時。長崎市内は精霊流しが終わるまで。佐世保署管内が同11時まで、諫早署管内が同8時まで。
 一方、長崎電気軌道は同日午後4時ごろから、1号系統の新地中華街-崇福寺と4号系統(崇福寺-蛍茶屋)で、午後4時ごろから最終便まで全て運休する。
 県警交通規制課によると、県内では道路使用許可の届け出が必要な全長2メートル以上の精霊船が7日時点で592隻。このうち長崎市が最多の340隻。昨年は8月15日時点で県全体で678隻。今年は昨年を上回る見込み。

 長崎市中心部の主な車両通行禁止区間は次の通り。
 ▽崇福寺入口交差点-夢彩都前交差点▽馬町交差点-興善町交差点-五島町交差点-県警本部前交差点▽玉江橋交差点-夢彩都前交差点-県警本部前交差点--旭大橋下交差点▽長崎駅南口交差点-玉江橋交差点(一部区間、路線バスを除く)

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