「孫が歩くようになって初めて会う」お盆休みの帰省ラッシュピーク

お盆休みをふるさとで過ごす人たちの帰省ラッシュがピークを迎えています。JR広島駅のホームや改札口は11日、家族連れなどでにぎわい、久しぶりの再会を喜びあっていました。

神戸からの帰省家族
「満席でずっと(子どもが)泣いちゃうし、ずっと通路にいました。やっとじいじにも会えたので、うれしそうでよかったです」
「孫が歩くようになって初めて会うんですよ。待ち望んでいたのは毎日です。毎日です」

JR西日本によりますと、新大阪方面からの下りの指定席は11日午後8時ごろまでほぼ満席だということです。午前11時現在、新幹線下りの自由席乗車率は新大阪発・鹿児島中央行きの「さくら549号」が100%、東京発・博多行きの「のぞみ5号」が130%となっています。

10日から17日までの予約席数は新型コロナの影響が続いていた去年の約1.5倍で、感染拡大前の水準の約9割になるということです。

Uターンラッシュのピークは15日の見込みです。

一方、広島空港を発着する国内線の予約状況はコロナ禍前を超えました。JAL(日本航空)では、東京便の予約数は2万7175人で、前年比は127パーセントです。ANA(全日空)は東京便の予約数が4万747人で、前年比が169パーセント。いずれもコロナ禍前の2019年を上回る数字となっています。

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