宇宙からとらえた島より大きい “台風の目”  小笠原に迫る非常に強い台風7号 「なにか吸い込まれそうな・・・」 お盆に本州直撃の進路予想【衛星動画】

父島がスッポリ入る大きさ 台風7号の目ハッキリ

現在、小笠原付近の海上を進む台風7号。11日(金)午後1時現在、父島の東約80kmの海上にあってゆっくりとした速さで北へと進んでいると推定されています。

台風は発達の最盛期を迎えつつあります。ひまわり衛星画像からは小笠原の父島や母島のすぐ東にある台風の目をハッキリと見ることができます。父島や母島がスッポリと入るくらいの大きさです。ひまわり衛星動画をみると中心が回転する様子や雲が湧き上がる様子を見ることができます。

台風7号は8日午前9時に熱帯低気圧から台風へとなりました。台風になったばかりの頃は、雲のまとまりもない状態でした。

その後、次第に雲が中心付近のまわりにまとまってきて渦状になっていく様子がわかります。中心付近には台風の目が現れるようになっていきます。

現在は台風の目が非常にハッキリしていて台風の形も対称的な円形です。

台風7号はさらに発達したあと、お盆時期に強い勢力のまま本州付近を直撃するおそれが高くなっています。最新の台風情報にご注意ください。

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