台風7号 本州への影響は連休明けか

小笠原諸島付近の台風7号は今後、北西に進む見込みです。台風周辺の湿った空気の影響で、12日(土)は関東や北日本の太平洋側を中心に雲が多く、雨の降る所があるでしょう。その他の地域は晴れる所が多いですが、午後は大気の状態が不安定となり、所々でにわか雨や雷雨がありそうです。西日本や東海・北陸では最高気温が35℃以上の猛暑となる所があるでしょう。

今回の台風7号は6号と同様に動きが遅く、この先の進路の予想にはまだ幅がある状態です。本州への直接の影響は三連休明け頃からとなりそうですが、太平洋高気圧の張り出し具合などによっては多少前後する可能性があります。最新情報を確認するようにしてください。交通機関にも影響が出そうです。お盆休みを利用して帰省する方も多いと思いますが、移動時間や宿泊数などはかなり余裕を持って計画・行動したほうが良さそうです。

気象予報士・星 絵理香

画像について:12日の天気予報。

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