歴史的大変革!? 中日新聞と岐阜新聞の花火大会が統合し1つに 初の有料席の数は約2万…11日に4年ぶり「ぎふ長良川花火大会」

4年ぶりの開催に期待感が高まる「ぎふ長良川花火大会」。岐阜市では11日夜、去年の「信長まつり」以来の盛りあがりが予想されます。

11日午後7時半から始まるぎふ長良川花火大会。

長良川の夏の風物詩として有名ですが、新型コロナの影響で2020年から3年連続で中止に。ことしは4年ぶりの開催です。

午後2時ごろ。名鉄岐阜駅には浴衣姿の人たちが…。花火大会復活にむけて徐々に期待も高まります。

岐阜市の盛り上がりといえば、去年11月に行われたぎふ信長まつり。岐阜市の人口を上回るおよそ46万人が、信長に扮した木村拓哉さんを一目見ようと押し寄せました。

おそらく、この時以来、岐阜市は今夜大いに盛り上がると見られますが…

(記者)
「午後4時半になりました。4年ぶりに長良川に上がる花火を一目見ようと、見物客が続々と訪れています」

(訪れた人)
「快晴なのできょうはバッチリ」
「きょうはデート。花火がないと夏が来た感じがしない」

振り返ると岐阜市の長良川では毎年夏に、中日新聞社と岐阜新聞社が主催する大規模な花火大会が、2週連続で行われてきました。

しかしコロナ禍で、2020年から3年連続で中止。近年は警備面などで運営の負担が増加、それぞれ1社では花火大会の維持が難しくなったとの理由で、今年からは事実上統合して1つの花火大会として開催されることになったのです。

そこで、はじめて有料席が設けられました。その数およそ2万…1人4000円から1万円の特等席で、長良川左岸から打ちあがる花火を右岸側の間近から観覧できます。岐阜市では“歴史的な大変革”が起きたのです。

11日午後7時半から8時半まで夏の夜空を彩ります。

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