懐かしのカラーコンビが復活!レアル・マドリー、新サードユニフォームは90年代「伝説の黒ユニ」の再現か

スペイン1部のレアル・マドリーとキットサプライヤーのadidasは10日、2023-24シーズンに向けた新サードユニフォームを発表した。

このサードユニフォームでは久しぶりにブラック&オレンジ(クラブの説明ではイエロー)が復活。この懐かしくも格好よいデザインを歓迎する一方で、アウェイユニフォームと同じくダークカラーの登場に戸惑いの声もSNS上では見られる。

Real Madrid 2023-24 adidas Third

レアル・マドリー 2023-24 adidas サード ユニフォーム

23-24新サードユニフォームはまさに“漆黒”と呼べるブラックを基調に、各部をオレンジで彩るデザイン。この配色に古くからのファンは瞬時に懐かしさを覚えるかもしれない。

パンツとソックスもブラックを基調とし、威圧感たっぷりのブラックキットが完成。

ブラック単色のカラーリングは1999年の初登場以来、今やクラブの定番スタイルとして定着。今回のユニフォームはクラシックなスタイルの中に現代的なグラフィックを落とし込んだ一着となっている。

新サードユニフォームを見て真っ先に思い出されるのは、1999-2001の2シーズンで着用した伝説のサードユニフォームではないだろうか。今回のブラック&オレンジはこの99-01モデルに触発されたものと考えられる。

このブラックユニフォームのハイライトゲームは、99-00シーズンのCL決勝戦だ。スタット・ド・フランスで開催されたファイナルでは同じスペインのバレンシアと対戦。試合は3-0でレアルが勝利し、2年ぶりにトロフィーを掲げている。

キービジュアルにはシャツと共に、星をデザインしたボールが登場する。

今回のデザインについてクラブ側からとくに詳しい説明はないが、チャンピオンズリーグを思わせるボールをわざわざ見せるあたりに、元ネタがCL決勝で着用したブラック&オレンジのユニフォームであることを示唆しているように感じられる。

90年代のユニフォームが元ネタという点では、98-00モデルを思わせる今季のホームユニフォームと同じコンセプトと言えるだろう。

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今週から始まる2023-24シーズンのラ・リーガ1部。レアル・マドリーは敵地でのアスレティック・ビルバオ戦でシーズンの開幕を迎える。

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