愛犬の機嫌が悪い時の『NG行為』3選!状況が悪化するダメ行動とやるべき対応とは?

犬も不機嫌になることがあるの?

犬といえば、天真爛漫でいつも楽しそうなイメージを持つ方が多いでしょう。しかし、そんな犬でも不機嫌になることがあります。雨の日が続いて散歩に行けない、飼い主にかまってもらえない…など、犬も様々なことが理由で不機嫌になることがあるのです。

名前を呼んでも反応しない、頻繁にあくびをする、飼い主が触ろうとすると唸る、破壊行動などのイタズラをする、表情がムスっとしているなどのサインを愛犬が見せるようになったら、「機嫌が悪いのかな?」と様子を見てあげてください。

とくにあくびなどは眠いだけと勘違いしてしまうこともありますので、状況を判断してできるだけ正しい対応をしてあげられるようにしましょう。

愛犬の機嫌が悪い時の『NG行為』とは

ではここからは、愛犬の機嫌が悪い時にやってはいけない飼い主のNG行為をご紹介します。

これらの行為をやってしまうと、愛犬の機嫌をさらに損ねてしまう可能性があり逆効果です。

1.説教する

愛犬が不機嫌でイタズラをしたり唸ったりすると、「どうしてそんな悪いことばかりするの!?」と説教をしてしまう飼い主さんもいるかもしれません。

しかし、残念ながら犬に説教をしても無意味です。だらだらと説教をしても、愛犬からは「ご主人うるさいなぁ」と思われてしまうだけでしょう。

機嫌が悪い愛犬だとイライラをさらに募らせてしまい、問題行動を悪化させてしまう可能性もあります。

2.叩く

犬は機嫌が悪いとさまざまな問題行動を起こすことがありますが、絶対に叩いてはいけません。

犬の機嫌が悪くなるのには運動不足や飼い主とのコミュニケーション不足など、さまざまな理由があります。人間でも嫌なことがあれば機嫌が悪くなることは普通のことです。

それを叩いて叱ってしまう飼い主は、愛犬から「気持ちを理解してくれない」と思われて信頼されることはないでしょう。

3.構いすぎる

愛犬の機嫌が悪い時、ついつい構いすぎてしまう飼い主さんは多いのではないでしょうか。

「どうしたの?ご機嫌ななめなの?」と体を触りまくったり、抱きしめたり。いつもどおりの愛犬に戻って欲しいという気持ちは分かりますが、犬からすれば「今はそっとしておいてよ…」という感じでしょう。

みなさんも自分の機嫌が悪い時、パートナーに同じようにご機嫌取りをされたら「うざい!」と思う方がほとんどだと思います。

犬だってイライラしている時は、ひとりでゆっくりしたい時もあるのです。

愛犬の機嫌が悪い時にやるべき対応

もし愛犬から機嫌が悪いサインがでていたら、次のように対応しましょう。

機嫌が悪い理由を考える

まずは愛犬がイライラしている理由を考えてみてください。

散歩や食事が足りているか、コミュニケーションはちゃんと取れているかなど、記憶を遡って愛犬の不機嫌の理由を探るようにしましょう。

コミュニケーションや運動を増やす

運動不足やコミュニケーション不足も、犬が不機嫌になる原因のひとつ。

雨の日が続いて散歩ができなくても、家の中で遊ぶようにすれば運動不足は解消できますよ。スキンシップや芸の練習は、良いコミュニケーションになります。

愛犬が好きなオモチャやおやつを与える

機嫌が悪い愛犬には、お気に入りのオモチャやおやつを与えてみるのもひとつの方法です。

たいていの犬は大喜びした後、普段どおりに戻ることでしょう。

そっとしておく

愛犬の機嫌が悪い原因がわからないという時は、愛犬をそっとしておきましょう。

特に理由もなくイライラしているのかもしれませんし、疲れて機嫌が悪いということもあります。

たっぷり睡眠を取ったら元気になる犬も多いので、そっと見守ることも大切です。

まとめ

犬は体調が悪い時にも機嫌が悪くなることがあるので、「ずっと機嫌が悪い」「明らかに様子がおかしい」という場合は、早めに動物病院で診てもらうようにしましょう。

愛犬の気持ちに合わせて適切に対応するためには、普段から様子を観察しておくことが大切です。

愛犬の機嫌が悪いと感じたら、ぜひこの記事を参考に対応してみてくださいね。

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