住宅価格の成長予測5%に下方修正

不動産代理店、美連物業(ミッドランド)住宅部の布少明・行政総裁はこのほど、今年の香港の住宅価格伸び率予測を下方修正した。8月9日付香港各紙によると、布氏は今年の住宅市場について、年初に中国本土との出入境が再開されて物件取引が活発化したが、第2四半期に入ると反発力は減退し、最近では取引数の減少、利上げ、経済回復の鈍化などの影響で住宅価格は上昇の原動力を欠いていると指摘。このため通年の住宅価格伸び率予測を先に発表した10~15%から5%へと大幅に引き下げた。1~4月の住宅価格伸び率は約6.3だったが、5月から下落に転じ、8月7日までに累計2.36%下落した。

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