タイ貢献党とタイ威信党が新政権樹立

5月の総選挙で第2党となったタイ貢献党と第3党のタイ威信党は8月7日、貢献党本部で記者会見を行い、連立政権を樹立する方針を表明した。これら2党の議員数は貢献党141、威信党71の合計212だが、すでに他党の議員の支持を取り付けており、定数500の下院において過半数を確保できる見通しという。第1党の前進党が新政権樹立に失敗したのは同党が不敬罪を規定した刑法112条の改正の方針を保守層の反発にもかかわらず取り下げなかったことも原因とされているが、記者会見において威信党のアヌティン党首は、「貢献党が刑法112条に手をつけないのであれば、我が党が貢献党による新政権樹立に反対する理由は何もない」と説明した。(『バンコク週報』より。https://bangkokshuho.com)

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