沖尚、完封で初戦突破 甲子園

 第105回全国高校野球選手権記念大会第6日は11日、兵庫県の阪神甲子園球場で行われ、沖縄県代表の沖縄尚学が第1試合でいなべ総合(三重)と2回戦となる初戦を戦い、3―0で勝利をつかんだ。沖尚は大会第10日の15日、創成館(長崎)と第1試合(午前8時開始予定)で3回戦を戦う。

 沖尚は二回、川満渚生と東恩納蒼の連続安打で好機をつくると、敵失や死球も絡み1点を先制。2死満塁の場面で知花慎之助がライト線上への2点適時二塁打を放ち、3―0とリードを広げた。投げては東恩納が130キロ台のスライダーをたくみに織り交ぜ完封するなど好投した。 (砂川博範)

© 株式会社琉球新報社