広島県呉市で直線の種目だけで競う陸上競技会が11日、初めて開催されました。
この競技会は、手軽に陸上競技を楽しんでもらおうと、呉市陸上競技協会が「直線記録会」として新設しました。その名の通り、直線の種目だけでタイムを競う公認の記録会です。種目は、100メートル走と110メートルハードル走。陸上部などで鍛えた選手たちが真剣な眼差しで取り組んでいました。
「100メートル走 中学生の部」で優勝 大野裕太さん
「すごく走ることが楽しいし、よかったです。とりあえず、11秒台が出たのでよかったです」
また、誰でも参加できる50メートル走のタイムトライアルでは、1歳から86歳のランナーたちがトラックを元気に走っていました。
参加した小学生
「初めてトラックで走って楽しかったです」
競技のほかに、アスリートたちから砲丸投げや正しい走り方の指導も行われました。
呉市陸上競技協会 原野みど里 理事長
「陸上競技場に来て頂けるだけで陸上に親しんでもらえる。オリンピックを見るだけではなくて、そういうことが陸上競技のすそ野を広げるのかな」
呉市陸上競技協会は、来年もこの競技会を開くことにしています。