緊急入院からラジオ番組に復帰 安仁屋宗八さん「広島カープにパワーもらった。日本一になるまで死ねんけえね」

6月下旬に体調を崩されていた RCC野球解説者の 安仁屋宗八 さんが、8月7日、元気にRCCラジオの番組に復帰しました。今のカープをどう見ているのでしょうか、

RCC野球解説者 安仁屋宗八 さん
― お疲れさまでした。
「お疲れさん」

― お元気そうでなによりです。
「カープ、日本一になるまで死ねんけえね」

― まずは、おかえりなさい。
「無事、帰ってきました」

― 元気の源は、あのチームのあの強さ?
「そうですよね、やっぱりカープが一番ですよね。もう入院中もずっとカープを見とったし」

「一番、こうカープを見てるときも 野村祐輔 の初登板。そのときのパワーをいっぱいもらいましたね。目が覚めて5日目ぐらいだったかな。そのときに野村祐輔が投げたんですよね。だから、ぼくはすごく期待したいし、彼がやっぱ出てこんと。チームを引っ張ってほしいんだよ、彼にはね。ぼくもいち野村ファンになって、よかったなと思いますね。彼からけっこうパワーをもらいましたからね」

― バッター陣はいかがですか?
「一番はまったのが、上本崇司 。ホームランバッターじゃないんですけど、やっぱりつなぐ野球というのが、なんでもできる選手ですよね。彼のパワーというのは、チームを明るくしてほしい。すごいなと思います」

― 西川龍馬 選手もまもなく1軍へという情報もある中でこれからどんな戦いを楽しみにされていますか?
「やっぱり彼が帰ってきたら、また、ぼくは盛り上がっていくと思いますよ。彼が4番に座るのか、上本がそのまま4番か、ぼくはこれに興味を持っています。ぼくは、今のままで、西川は楽なところで出した方がいいと思いますから、6番・7番ぐらいに入れて、4番は、そのままムードがいいですからね、上本でいいと思います」

― 新井カープ、初年度で優勝争い。すごくないですか?
「いや、すごすぎる。彼がやること、なすことがね、はまるんですよね。4番の上本にしろ、誰が考えても、まさか。ぼくは『なに考えとるんかな』と思ったんです。本当、そのぐらい思ったんですけど、彼がやったのが当たったんですよね。また、それがはまったじゃないですか。やること、なすことが全部はまってるから、ことしは、ぼくは絶対、優勝するというのがすごく感じるんですね」

― 優勝のカギを握るピッチャーというと誰になる?
「一番期待するのは、やっぱり 森下暢仁 ですかね」

― まめの影響がといわれていますけど…
「まめというのは治ったようで、また、すぐ皮がむけるんですよね。それが心配なんですけど、うん。ぼくは、あせったらダメだと思います。だから 玉村昇悟 にしても 森翔平 にしても今、若い選手が出てきていますからね。フォアボールを出さない、森にしてもそういうコントロールもあるいうことですから。そういう若い選手もどんどん、どんどん使っていってほしいなと思いますね。

― そして、わたくし(石田充アナウンサー)以上に開幕前からカープに対する
数字は、細かく計算されてきた安仁屋さんですけど、“安仁屋算” のほうは、ここまでいかがですか?
「もう、なくなったんですけど、(開幕前予想の)108勝には届かないのは、わかっているんですけど(笑)」

「(108勝の)夢は消えましたけど、あとはもう1試合、1試合を今の家族・新井一家でがんばってほしいなと思いますね。新井カープ、日本一!」

青山高治 キャスター
いやあ、安仁屋節が帰ってきましたね。

河村綾奈 キャスター
うれしいですね。お休みされていたとは思えない力強さですし、しばらく聞けなかったぶん、これから安仁屋さんの「日本一!」をたくさん聞きたいですし、後押しをしてほしいですよね。

RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
わたしも安仁屋さんにお会いしに行ったんですけれども、「ちょっと迷惑かけたな。これから取り返すから、一緒にがんばって、解説がんばるぞ」って力強く言ってもらったので、やらなきゃいけんなってあらためて思いましたね。

石田充 アナウンサー
安仁屋さんは、8月17日の阪神戦で解説も復帰されるということです。

(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)

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