【台風7号】福井県への最接近時期、暴風や大雨の可能性がある日は 気象台8月12日夕方発表

 福井地方気象台は8月12日、「台風第7号に関する福井県気象情報」第1号を発表。福井県は警報級の大雨や高潮、暴風になる可能性がある時期を示した。

 非常に強い台風第7号は12日午後3時には父島の北北西にあって、ゆっくりとした速さで北西へ進んでいる。中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心から半径110キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。

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 福井県には15日から16日ごろにかけて暴風域を伴ってかなり接近する見込み。15日は暴風となる可能性が高い。また、台風の進路によっては15日は警報級の大雨や高潮、16日は暴風や警報級の高潮となる可能性がある。同気象台は暴風に警戒し、土砂災害、低い土地の浸水や河川の増水、高潮に注意・警戒するよう呼びかけている。

台風による被害予想(CMAP)

 あいおいニッセイ同和損害保険が運営する気象のリアルタイム情報や台風、地震などの被害予測のサービス「CMAP」では、台風7号の接近に伴う被害の予測も示している。13日午前9時現在、三重県の被災率1.5%、和歌山県0.7%、愛知県0.6%と予測している。同サービスを搭載したスマホアプリ「ふくアプリ」では、市町別の予測被災率も分析している。⇒ふくアプリの詳細はこちら

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