京都サンガ2連敗、FC東京に0-2 GK具聖潤が移籍後初先発も強力攻撃陣に屈す

FC東京-サンガ 前半36分、先制点を奪われ、悔しそうな表情のサンガイレブン(味の素スタジアム)

 J1京都サンガFCは12日、味の素スタジアムで第23節のFC東京戦に臨み、0-2で敗れて2連敗を喫した。無得点も2試合連続。勝ち点は23、順位は15位のまま。

 サンガは、前節柏戦(0-1)から4人先発を変更。GK具聖潤(クソンユン)がJ1札幌から期限付き移籍で加入して初めての先発。川崎が3試合ぶり、山田が9試合ぶりの先発。前節に途中出場で流れを変えた谷内田は、8試合ぶりのスタメンとなった。FC東京では、サンガから移籍したばかりの白井が先発出場した。

 サンガは前節と比べ、鋭いプレスで「らしさ」を取り戻したが、相手の強力攻撃陣に屈した。前半33分、山崎の横パスから豊川がミドルシュートを放ったが相手DFのブロックに阻まれた。すると3分後、白井の右クロスからクリアし損ねたボールを相手に押し込まれた。

 後半13分には、CKの流れから、中盤からのロングボールをつながれて追加点を奪われた。同27分に、福田の右クロスから途中出場の三竿が左足でシュートを放ったが、GKの好セーブに阻まれ、こぼれ球をパトリックが頭で合わせたが枠をそれた。

FC東京-サンガ 前半、山崎がフリーでシュートを放つも決まらず(味の素スタジアム)

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