佐藤凌我が2ゴールの活躍、福岡がまたも無失点で5連勝! 攻めた横浜FCは精度を欠き敗戦【明治安田J1第23節】

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12日、明治安田生命J1リーグ第23節のアビスパ福岡vs横浜FCがベスト電器スタジアムで行われ、2-0で福岡が勝利した。

8位の福岡(勝ち点32)と16位の横浜FC(勝ち点18)の一戦。福岡は現在リーグ戦4連勝、前節はサガン鳥栖との“九州ダービー”で勝利し、3試合でクリーンシートと絶好調。対する横浜FCは、前節首位のヴィッセル神戸を下し、巻き返しを図りたいところだった。

福岡は前節の鳥栖との試合から1名を変更。小田に代えて、前嶋を起用した。

対する横浜FCは神戸戦からメンバー変更話。残留争いから抜け出したい一戦に同じメンバーで挑んだ。

試合は開始早々に動く。2分、敵陣でボールを奪った福岡は、前からのパスがボックス内でフリーになっていた佐藤に通り、左足で冷静に決めた。

幸先良いスタートを切った福岡。出鼻をくじかれた横浜FCだったが、13分、右CKからのサインプレーから最後は伊藤がダイレクトシュート。しかし、これは枠に飛ばない。

互いに攻め合う展開となるも、どちらも攻撃の精度を欠いてしまい得点を奪えず。それでも37分、横浜FCは左CKからまたサインプレー。山根からのクロスをマルセロ・ヒアンがヘッドも、シュートはわずかに枠を越えていく。

攻め合うも精度を欠いた中、福岡の1点リードで迎えた後半も早々にスコアが動いていく。

48分、金森が左サイドでドリブルをスタート。二人を交わしてボックス内に侵入し折り返し。これを受けた佐藤が右足で落ち着いて蹴り込み、リードを2点に広げる。

前後半ともに立ち上がりにスコアを動かした福岡。51分には山岸がドリブルで持ち出し、遠目から右足シュート。これはGKがキャッチする。

横浜FCは攻撃が上手くいかず、選手交代で流れを掴みにいくが、福岡が安定したパフォーマンスを披露。71分には相手GKのキックをウェリントンが競り勝ちショートカウンター。紺野のパスを受けたルキアンがボックス内からシュートも、これも力無くゴールとならない。

横浜FCはシュートまで行きながらも、決定力に欠きタイムアップ。攻め込んでいた中で精度がなかった横浜FCはゴールを奪えず、福岡はまたしてもクリーンシートで5連勝を飾った。

アビスパ福岡 2-0 横浜FC

【福岡】

佐藤凌我(前2、後3)

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