「下山中の登山客が転倒した」フランス国籍20代男性を富士山9合5勺で救助=静岡県警

警察によりますと、8月12日午前、富士山9合5勺付近で「下山中に登山客が転倒し、手や腰を負傷している」と目撃した別の登山客から消防に救助要請がありました。

転倒したのは、フランス国籍の男性(29)で、旅行で来日し、富士登山を楽しんでいる最中でした。救助に向かった静岡県警の山岳遭難救助隊2人に救助され、無事下山したということです。

警察によりますと、男性は11日午後2時ごろから登山を始め、登頂後、下山途中に9合5勺付近で転倒し、顔や手などを打撲するけがをしたということです。男性は、登山用の服装や靴を身に着けていて、食料なども持っていましたが、山小屋への宿泊はなかったということです。

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