久保が2季連続開幕弾、ソシエダは追加点奪えず痛いドロー【ラ・リーガ】

レアル・ソシエダは12日、ラ・リーガ開幕節でジローナをホームに迎え、1-1で引き分けた。ソシエダのMF久保建英は74分までプレーしている。

昨季4位と大健闘のシーズンを送ったソシエダはダビド・シルバが引退。主砲セルロートの退団があった中、昨季9ゴールと飛躍した久保が[4-3-3]の右ウイングでスタメンとなった。

昨季10位のジローナに対し、開始5分にソシエダが先制する。左サイドのムニョスのインターセプトからショートカウンターに転じると、ファーサイドに流れたクロスを久保がダイレクトで蹴り込んだ。

久保の2季連続開幕弾で先手を取ったソシエダは10分にブライス・メンデスの直接FKで追加点に迫ると、12分にPKを獲得しかける。オヤルサバルがボックス内に侵入してシュートを放ったところでブリントに倒されたが、VARの末ノーファウル判定に覆った。

その後もソシエダが試合をコントロールする中、34分に久保がカットインシュートで牽制すると、ハーフタイムにかけても主導権を握ったソシエダが1点のリードで前半を終えた。

迎えた後半、主導権争いが続いた中、56分にソシエダはブライス・メンデスがミドルシュートで牽制すると、60分には久保がカットインシュートで2点目に迫った。

さらに68分にオヤルサバルがGK強襲のシュートを浴びせたソシエダだったが、72分にワンチャンスで追いつかれる。ツィハンコフのクロスから途中出場のドウビクにヘディングシュートを決められた。

追う展開となったソシエダは久保ら3選手に代えて勝ち越しを目指すも、終盤にかけては好機を生み出せず1-1でタイムアップ。久保の開幕弾を生かせず、引き分けに終わってしまった。

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