大人女子が欲しくなる…恐竜王国福井の土産ブランド「スイーツダイナソー」共通パッケージ発表

パッケージを統一した福井県内菓子ブランド「スイーツダイナソー」の開発イメージ=8月8日、福井県福井市の福井商工会議所ビル

 北陸新幹線の福井県内開業を前に、「恐竜」をテーマにした菓子土産を開発する福井商工会議所の事業説明会が8月8日、福井市の福井商工会議所ビルで開かれた。「ふくいDNAキッチン・スイーツダイナソー」のブランド名で展開し、統一感のある恐竜デザインなどが描かれた共通パッケージに入れて販売する計画。

 同会議所による福井の食にまつわる土産品開発プロジェクトの第1弾。

 説明会では、ブランドを考案した広告企画制作の真空ラボ(福井市)のクリエーティブディレクター虎尾弘之さんが説明した。県内を訪れた観光客のアンケート結果を参考に、菓子商品のターゲットを「自分用のお土産を買いたい40代女性」とし、「大人の女性が欲しくなる福井で生まれた恐竜スイーツ」を目指すとした。

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 共通パッケージは、食べた後も使える弁当箱型の缶容器(横9センチ、縦13センチ、高さ5センチ)を採用。菓子名を連想する恐竜風のネーミングとカラフルな色合いで統一感を出していく。価格帯は1千~1500円をめどに調整を進めるという。

 福井市内を中心に約20社が説明会に出席した。この日の出席者の中から事業への参加を募り、9月上旬に事業者10社を選定。各社の既存商品をブランドに合わせて改良していく。来年2~3月に完成品発表会を開く予定。

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