男子グレコローマン・チームが参加した2023年「ドイツ・グランプリ」は8月12日、ドイツ・ドルトムントで開幕。各階級の準決勝までが行われ、63kg級に出場した文田健一郎（ミキハウス）、67kg級の曽我部京太郎（日体大）、77kg級の日下尚（三恵海運）、87kg級の角雅人（自衛隊）の4選手が決勝進出を決めた。
本来より1階級上に出場した文田は、2022年欧州選手権3位のアレクサンダー・フルシン（ウクライナ）ら3選手を破った。決勝はフランス選手と闘う。曽我部は今年の欧州選手権3位のノルウェー選手に競り勝つなどして4連勝。2021年世界選手権で72kg級3位の実績を持つクリスツパス・スレイビア（リトアニア）と金メダルを争う。
日下は2回戦で2021年東京オリンピック代表のカザフスタン選手を破るなど4連勝。決勝は世界チャンピオンの実績があり今年の欧州選手権2位のビクトル・ネメス（セルビア）に挑む。角は3試合を勝ち抜き、決勝で昨年の世界選手権5位のアレクサンドロス・ケシディス（スウェーデン）と対戦する。
97kg級の奈良勇太（警視庁）と130kg級の奥村総太（自衛隊）は初戦黒星。奥村が敗者復活戦に回り、銅メダルを目指す。
各選手の成績は下記の通り。
男子グレコローマン
【63kg級】文田健一郎（ミキハウス） 11選手出場《トーナメント表》
決ｖ勝 Clement, Stefan（フランス）＝13日に実施
準決勝 ○［Ｔフォール、1:40=9-0］Tracz, Michal（ポーランド）
２回戦 ○［5-5］Basar, Enes（トルコ）
１回戦 ○［6-1］Hrushyn, Oleksandr（ウクライナ）
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【67kg級】曽我部京太郎（日体大） 25選手出場《トーナメント表》
決 勝 Sleiva, Kristupas（リトアニア）＝13日に実施
準決勝 ○［フォール、1:42=7-0］Galustyan, Tigran（フランス）
３回戦 ○［3-0］Nad, Sebastian（セルビア）
２回戦 ○［6-6］Joergensen, Havard（ノルウェー）
１回戦 ○［Ｔフォール、3:51=9-0］Khalilov, Oleh（ウクライナ）
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【77kg級】日下尚（三恵海運） 25選手出場《トーナメント表》
決 勝 Nemes, Viktor（セルビア）＝13日に実施
準決勝 ○［7-0］Ilic, Aleksandr（セルビア）
３回戦 ○［Ｔフォール、4:10=8-0］Vasetskyi, Dmytro（ウクライナ）
２回戦 ○［8-6］Zhadrayev, Demeu（カザフスタン）
１回戦 ○［Ｔフォール、2:19=12-4］Nugues, Gil（フランス）
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【87kg級】角雅人（自衛隊） 17選手出場《トーナメント表》
決 勝 Kessidis, Alex（スウェーデン）＝13日に実施
準決勝 ○［6-0］Kulynycz, Arkadiusz（ポーランド）
２回戦 ○［4-0］Sterkenburg, Marcel（オランダ）
１回戦 ○［8-2］Brunner, Nico（ドイツ）
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【97kg級】奈良勇太（警視庁） 21選手出場《トーナメント表》
２回戦 ●［Ｔフォール、5:35=0-9］Lazogianis, Lucas（ドイツ）
１回戦 ＢＹＥ
※敗者復活戦に回れず
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【130kg級】奥村総太（自衛隊） 15選手出場《トーナメント表》
敗復戦 Alishahi, Delian（スイス）＝13日に実施
１回戦 ●［Ｔフォール、1:36=0-10］Krahmer, Jello（ドイツ）
