「準決勝進出目指す」女子400障害の立命館大・山本亜美が意欲 19日開幕の陸上世界選手権

女子400メートル障害の山本(5月、ヤンマースタジアム長居)

 19日に始まる陸上の世界選手権(ブダペスト)に立命館大から初出場する、女子400メートル障害の山本亜美(京都橘高出)と同20キロ競歩の柳井綾音がこのほど、オンラインで会見し、意気込みを語った。

 山本は選出について「選ばれたらいいな、と思っていた程度。今年だけで4大会目の(国際大会)代表でもあり、信じられない」。今月初旬のワールドユニバーシティゲームズでは5位入賞を果たしており「走りの感覚がすごくよく、この調子のまま試合に出たいと思っていた。その思いを表現したい」と、55秒台での自己記録更新と準決勝進出を目標に掲げた。

 柳井は「怖いもの知らずで挑戦して自己ベスト(1時間30分58秒)更新と、パリ五輪参加標準記録(1時間29分20秒)を目指したい」と意気込んだ。初のシニア代表入りとなり「大学生の自分が出ることで注目されるのであれば、競歩をたくさんの人に知ってもらう機会にしたい」と話した。

オンライン会見で世界選手権への意気込みを語る立命大の山本
オンライン会見で世界選手権への意気込みを語る立命大の柳井

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