ドイツ1部のバイエルン・ミュンヘンとキットサプライヤーのadidasは12日、2023-24シーズンに向けた新サードユニフォームを発表した。
このユニフォームはUEFAチャンピオンズリーグでの着用をメインに、ブンデスリーガなどでも使用予定となっている。
Bayern München 2023-24 adidas Third
バイエルン・ミュンヘン 2023-24 adidas サード ユニフォーム
23-24新サードユニフォームは、オフホワイトを基調にダークレッドの差し色がクラシックな雰囲気を醸し出すデザイン。
クラブの説明では“バイエルンの山の花”を描いたという花柄グラフィックで、おそらくは高山植物をモチーフにしたものと思われる。
パンツはダークレッド、ソックスはオフホワイトをそれぞれ基調としたデザインに。
繊細なタッチで描く花柄も特徴的だが、このユニフォーム最大のポイントは左胸のクラシックなエンブレムだろう。このデザインが“復活”するのは今回が初めてのことだ。
左胸にはクラブ名のイニシャルで構成する“FCBM”エンブレムを配し、通常のエンブレムは背面首元に場所を変えている。今から123年前のクラブの始まりへのオマージュとして、オールドロゴを復活させたという。
クラブの初代エンブレムは左側の旗タイプ。その後、右の文字タイプが使われるようになるが、どちらも“FCBM”ロゴという点で共通する。
初期バイエルンのエンブレムについてはデザインと使用時期に諸説あるのだが、“FCBM”ロゴは1906年まで使われた後に1923年に再び登場している。つまり今回の復活は、原点へのオマージュでありながら“再登場100周年”という解釈も成り立つ。
このサードユニフォームは12日に行われたRBライプツィヒとのドイツ・スーパーカップでデビュー。残念ながら試合は0-3でバイエルンが敗れている。
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12日に獲得を発表されたハリー・ケインもさっそく着用。長年プレーしたトッテナム・ホットスパーを離れ新天地にドイツの絶対王者を選んだケイン。どのような活躍を見せてくれるのか楽しみだ。
間もなく開幕するドイツ・ブンデスリーガ。王者バイエルンは18日に行われるヴェルダー・ブレーメンとのアウェイゲームでシーズン初戦を迎える。
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