イタリア代表のマンチーニ監督が突如辞任…ユーロ制覇もカタールW杯出場を逃す

[写真:Getty Images]

イタリアサッカー連盟(FIGC)は13日、イタリア代表のロベルト・マンチーニ監督(58)の辞任を発表した。

2018年5月、ジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督の下、ロシア・ワールドカップ(W杯)の出場権を逃したイタリア代表の監督に就任したマンチーニ監督は、ユーロ2020で見事に優勝を果たした。

しかし、期待されたカタールW杯予選はまさかのグループ2位でプレーオフに。すると、北マケドニア代表に1回戦で敗れ、2大会連続でのW杯出場を逃していた。

それでも、2026年まで契約を結び、2024年のユーロ、2026年の北中米W杯出場を目指して行くこととなったマンチーニ監督だったが、12日の夜に辞任を申し出。FIGCはこれを受理したという。

マンチーニ監督はイタリア代表で61試合を指揮し、39勝13分け9敗。最後の式は、6月に行われたUEFAネーションズリーグ3位決定戦のオランダ代表戦で、2-3で勝利していた。

これまでのキャリアでは、フィオレンティーナで監督キャリアをスタート。ラツィオ、インテル、マンチェスター・シティ、ガラタサライ、ゼニトで指揮をし、2018年5月にイタリア代表監督に就任していた。

なお、イタリア代表は9月にユーロ2024予選を控えており、数日中に新監督を発表するとしている。

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