【子育て】思わず悲鳴も!? ママたちが嘆く「子どものびっくりエピソード」集

ママにとって、自分とは違う性別である男の子。「なんでこんなことするの!?」と、日々びっくりするようなことをしでかすことも多いですよね。

今回は周囲のママたちに聞いた子どものびっくりエピソードをご紹介します。

ママたちが嘆く「うちの子びっくりエピソード」!

1:忘れ物が多すぎる

「子どもの忘れ物がひどい」という話で盛り上がるのは、筆者の体感では男の子ママが多め。

単純にぼーっとしているのか、常にその瞬間を生きているからなのか、「持って行くのを忘れる」「持って帰ってくるのを忘れる」など、とにかく忘れん坊が多いのが男の子。

「毎週のように上履きを学校に忘れてきて、ついに4周目に突入。汚れもだけど、異臭を放っていないか心配です」

「小学校のプール後に水着を学校に忘れてそのまま持ち帰らず、次のプールに参加できませんでした…毎日のように『水着を持って帰って来てね』と念押ししていたのに!」(小3のママ)

「忘れるだけならまだしも、なくすこともよくあります。紅白帽、校帽はそれぞれ1回ずつ、1年生のうちになくして買い替えています…どこでどうやってなくしてくるのか謎」(小2のママ)

さらに、忘れ物の一環(?)で、学校からのお便りを親に渡し忘れるのも男児あるあるでしょうか。自己申告がなくても、親がお便りがあるかどうか確認すれば出てくるくらいならまだまだレベル1。上級者はもっとトンデモです。

「連絡袋に入っているものは確認していたけど、たまたまランドセルをひっくり返したら底のほうからぐしゃぐしゃになったプリントが出てきました」(小1のママ)

「保護者会のときに子どもの机の道具箱をガサ入れしたら、とっくに〆切を過ぎたプリント類を発見!」(小3のママ)

連絡袋に入れているものだけではなく、ランドセル中、そしてチャンスがあればお道具箱までも、しっかり捜索しないと出てこないものもあるようです。

2:机の中がゴミだらけ

プリントがお道具箱から発見されるのはもちろん、そもそもお道具箱がカオス…というのもあるある。

「いつから入れてるの?と思われるハンカチや、毎日持って行っている使い捨てのマスクがぐちゃぐちゃになって何枚も入っていました。毎日持って行ってるんだから古いのは捨てておいてほしかったです」

「保護者会のときにお道具箱を確認したら、なくしたと言っていた文房具がお道具の奥で見つかったり、すぐに『足りない』と言うえんぴつが何本も見つかったりしました」(小2のママ)

さらにカオスレベルがアップすると、こんな男児も。

「中身がぐちゃぐちゃというより、そもそもお道具箱が原型を留めていないくらい破壊されていました」(小5のママ)

破壊衝動が強い子には、お道具箱はちぎったりできないプラスチック素材などがいいかもしれません…。

3:石や砂や虫を持ち帰る

石や砂などを集めたり、ポケットに入れる習性…これも子どもあるあるですよね。

「どこに行くにも道を歩きながら石を集めるので、なかなか目的地に着きません」(年中のママ)

「なんかリビングの床が砂まみれだなと思ったら、息子の服のポケットや靴下の中から砂がぽろぽろとこぼれ落ちていました。靴を確認したら靴からも大量の砂が!」(小1のママ)

さらに、虫が苦手なママには耐えられないかもしれませんが、こんなものを持ち帰る子どもも…。

「夏になるとセミの抜け殻を大量に集めてくるので、洗濯のときはポケットに入っていないか確認が必要です」(小2のママ)

抜け殻ならまだしも、本物を持ち帰ることも虫好きの子ならよくあります。

「ズボンのポケットから大量のダンゴムシが出てきたときには悲鳴をあげました」(年長のママ)

大人から見るとなんの変哲もないものばかりですが、子どもにはすべて宝物に見えているのかもしれません。

4:あらゆるところに落書きする

子どもにとって、あらゆるものがキャンバス。与えたノートに描くだけでは飽き足らず、目に入るいろいろなところに絵を描き出します。

「ノートの中だけじゃなくて表紙にも、家の勉強机や筆箱にも好きなアニメのキャラクターの絵を描いています。学校の机には描いていなかったのでホッとしました」(小3のママ)

「学校でも習いごとでも、隙あらば教科書に落描きしています。集中していないのが丸わかり! ゴミ箱や鉛筆削りも、真っ白なものにしていたらやられました…次は黒にしようと思います」(小2のママ)

家の壁など描いてほしくない場所に描いていたら注意するところですが、ギリギリ自分の持ち物であれば見守るくらいにしておかないと、ママも怒り疲れてしまいそうです。

5:異様に汚れて帰ってくる

とにかく体力オバケで活動量が多い子も。あてはまらない子もいますが、やはり比較的運動量が多いなと感じる子が男の子には多いです。

「Tシャツなどは長く着られるようにちょっとサイズの大きいものを買いますが、パンツはジャストサイズしか買いません。すぐに膝のところに穴をあけるので、多少大きいものを買ったとしてもどうせ次の年までもたない…」(小1のママ)

と嘆くママがいるように、動きも激しく(無駄な動きが多いとも言う)ダイナミックな男児は洋服もすぐ汚すし早めにダメにします。穴があく、破れるなどは日常茶飯事!

洋服が汚れる理由もさまざまですが、そもそも「汚れることを気にしない」のかもしれません。

「砂場に行ったとき、なぜかニコニコしながら砂を頭からかけている男の子が。我が家の男児も見事に真似し出して、2人で楽しそうに砂を頭からかぶっていました…目に入ったら痛そうだから気づいてすぐに止めたけど、払ったつもりでもお風呂で洋服を脱いだときにあちこちから砂が出てきました」(3歳のママ)

「雨上がりの水たまりには要注意。小さい頃から、水たまりは入るためにあると言わんばかりに絶対にボチャンと行きます。スニーカーだろうと関係なしです」(年長のママ)

「休日に公園でお友達と集まって遊んでいるとき、そのままみんなでランチに行こうとなったんですが、男の子は数名服が汚れすぎていて一旦家に帰って着替えてから行くことに」(小3のママ)

とにかく出てくる、子どもの破天荒なエピソード。男の子は汚れることや濡れることをあまり気にしない生き物なのでしょうか…。

6:持ちものをすぐ壊す

子どものダイナミックな動きとも関連して、持ち物を忘れるだけでなく、早めに壊すという習性も。

「最初からランドセルにカバーをつけていればよかったのですが、買い忘れていたところものの数日でランドセルを傷物にして帰ってきました」(小1のママ)

「ランドセルの扱いが雑! 帰ってきたら投げ捨てる、座る。子供が公園に寄って遊んでいるときに通りかかったら無残に砂利の上に放置されていました…」(小2のママ)

小学校に入学する際の一番高い買い物である大切なランドセルを乱暴に扱うのをやめてほしいという意見は多かったです。

「消しゴムがなくなるのが早いなと思っていたら、消しゴムの消しカスを無駄に出して、のりと混ぜて練り消しを一生懸命作っていたらしいです。もちろん授業中に」(小3のママ)

という申告も。我が家の小学生も消しゴムはなぜか小さくちぎって使うためにすぐどこかに行ってしまい、なくなるペースが早いです。これは小学生のあるあるなのでしょうか…。

7:友達との約束が適当すぎる

これはまさに我が家の小学生もそうなのですが、他のママからも心配する声があがっていました。

「『おやつを食べたら○○公園で友達と約束したから、行ってくる!』と言って出て行ったのに、『誰も来なかった』と帰ってくることがよくあります。そもそも『おやつを食べたら』とか時間もあいまいだし、約束の意味!となっています」(小3のママ)

「遊ぶ約束をしていたはずなのに、相手の家まで行ったけどいなかったとか、目当ての友達とは会えなかったけど公園で会った別の子と遊んできたとか、だいぶゆるい感じで心配になります。

もしかしていじめ!?と思ってよくよく聞くと本人は全然気にしていないし、その後も普通にそのお友達と学校で仲良くしているようだし。お互い、会えたらラッキーくらいの感覚で約束しているのでしょうか?」(小3のママ)

この悩みは学年があがるにつれ少なくなっていく傾向にありますが、それでも男子のほうが「約束の適当さ」には定評があるようです。

筆者の息子も、約束して会えなかったということは何度もあります。「明日○○くんになんで来なかったのか聞いてみなよ」と言っても聞き忘れてくるし、そもそも気にしている様子もまったくなく、その後会話の中でお友達の名前も頻繁に出てくるので、仲たがいしている様子もありません。本当に約束していたのかすら怪しくなります。

とはいえ、友達との約束については、最初はなかなか難しいもの。各家庭でやり方を教えたり、親同士が知り合いであれば連絡を取りあったりなど、見守りながら上手に約束を取り付けられるようになるといいですね。

魔訶不思議で理解できないことも多いけれど、なんだか笑える男児の生態。周囲の男児たちのトンデモエピソードを知れば、「うちだけじゃないんだな」と思えて心が軽くなるかもしれません。

(ハピママ*/ Mami Azuma)

© ぴあ朝日ネクストスコープ株式会社