キャセイグループはこのたび、2023年度上半期（1～6月）の決算を公表した。上半期決算の発表に伴うキャセイパシフィック航空のパトリック・ヒーリー会長による声明は以下のとおり。「キャセイグループにとって23年度上半期は、香港と中国本土の国境が全面的に再開したことを受け、ハブとして各地を繋ぐ香港国際空港の再構築に取り組むなど建設的な期間となりました。香港を本拠地とする航空会社として私どもは増加する旅行需要に対応するべく、運航便数および就航都市を増やすことに重点を置いており、こうした取り組みは順調に進んでいます」。キャセイグループは子会社および関連会社を含み全体で23年度上半期は42億6800万ドルの帰属利益を計上（22年度上半期：49億9900万ドルの損失）。この利益には19億ドルの一時的な現金以外の利益が含まれている。23年度上半期の普通株1株当たりの利益は61.5セント（22年度上半期：普通株1株当たり損失82.3セント）だった。
