ヴァスコ・ダ・ガマ、マルセイユ退団のパイエとのプレ合意を発表!

[写真:Getty Images]

ヴァスコ・ダ・ガマは13日、元フランス代表MFディミトリ・パイエ(36)との事前合意を発表した。

パイエはル・アブールやナントの下部組織に所属し、2005年7月にナントのファーストチームに昇格する。その後、サンチェチェンヌやリールでのプレーを経て、2013年7月にマルセイユに加入。2015年7月にウェストハムへと完全移籍するも、2017年1月に復帰。その後はマルセイユでプレーを続けた。

セットプレーでの正確なキックと創造性に溢れたプレーを見せるパイエは、背番号10を背負いチームの中心選手としてプレー。マルセイユでは公式戦326試合に出場し78ゴール95アシストを記録。試合出場数はクラブ史上7番目の多さとなった。

キャリアを通じて、リーグ・アンでは492試合に出場し103ゴール130アシストを記録。クラブにとっては欠かせない選手となっていたが、この夏に計8年半のときを経て退団が発表されていた。

フリーとなったパイエには、フランス国内からの誘いもあったが、マルセイユに敬意を示すべく、すべてのオファーを拒否しブラジル行きの可能性が報じられてきた。

そんな中、ヴァスコ・ダ・ガマは13日に公式ツイッターで「10番がやってくる。ヴァスコとパイエがプレ契約に合意。彼は数日中にリオデジャネイロに到着し、メディカルチェックを受け、正式契約にサインする」と綴り、パイエの加入を明かした。

現在、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)で降格圏の19位に沈むヴァスコ・ダ・ガマにとって、パイエの加入は巻き返しに向けた起爆剤となるかに注目だ。

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