夏休み自由研究、図書館活用してね 京都・京丹波に専用スペース登場

うちわ作りや塗り絵などの工作に取り組む家族連れ(京丹波町蒲生・町図書館中央館)

 京都府京丹波町蒲生の町図書館中央館で、小学生や保護者向けのイベント「どうする?自由研究・工作」が開かれている。専用スペースが設けられ、子どもたちが熱心にそれぞれの課題に取り組んでいる。

 夏休み期間中、図書館を自主的な学びの場として積極的に利用してもらおうと同館が企画した。自由研究に取り組む部屋では、図書館スタッフがテーマ選びや資料集めのサポートを行うほか、工作用スペースでは、折り紙を使ったうちわ作りや塗り絵が楽しめる。

 12日の午前中には家族連れなど7人が利用。子どもたちは自由研究で使う図書を探して内容をメモにまとめたり、工作に没頭したりして思い思いの時間を過ごした。うちわを作った下山小2年の男児(7)は「見本を見ながら上手く作れた。大好きなカブトムシの絵を描いた」と笑顔で話した。

 次回開催の17日が最終日で、午前10時~12時、午後1時半~4時。無料。

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