体験教室「なつやすみ・まったりクラブ」(市社会福祉協議会主催)が、山北の市総合福祉会館で開催/岡山・津山市

障害のある子どもと一緒に家族で工作など体験する教室「なつやすみ・まったりクラブ」(市社会福祉協議会主催)が、津山市総合福祉会館を会場に9日まで3日間の日程で開かれ、参加者は楽しみながらふれあっている。
2日は木工教室があり、約20人が参加。一人暮らし高齢者宅などを訪問し、床や手すりの修理をする活動をしている津山トンカチボランティアのメンバーが指導し、いすを作った。子どもたちは板を支えてもらいながらくぎを打ち、座面や背もたれにやすりをかけて仕上げた。
工作好きの加茂小6年の宇治岳範君(12)は「バーベキューをする時に使いたいな。楽しかったからまた何か作りたい」と笑顔に。母親の佳奈さん(49)は「みなさんとの交流や家で出来ない体験ができた。またこのような催しがあれば参加したい」と話した。
毎年夏に開催され今年で29回目。コロナ禍を考慮し、感染防止対策を徹底している。8日はお絵かき教室、9日は運動遊びの体験教室を開く。

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