夏の味覚と涼を求め 清流・那珂川の黒羽観光やなにぎわう

 大田原市を流れる清流・那珂川の観光やなでは、「涼」を求める夏休み中の家族連れなどでにぎわっています。大田原市黒羽向町の黒羽観光やなでは、目の前を流れる那珂川にはやなが設置されています。

 13日の大田原市は最高気温が33.0度を記録するなど連日暑さが続く中、多くの家族連れがすのこに押し寄せる水を浴びて涼を満喫していました。レストハウスでは炭火でじっくりと焼き上げられたアユの香ばしいかおりが漂い、アユの塩焼きや刺身、それに名物の釜めしなどを味わうことができます。

 やなを運営する「黒羽観光簗漁業組合」によりますと、これまでは新型コロナの影響で来場者が落ち込んでいましたが、今年(2023年)の夏は客足が戻り首都圏を中心に、連日500人ほどが訪れているということです。

 黒羽観光やなの営業は11月15日までで、やなは10月末までかけられているということです。

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