下野の坂村市長、姉妹都市を祝福 ドイツ・ディーツヘルツタールが外務大臣表彰

祝意を伝える坂村市長と、トーマス市長(画面左)

 【下野】坂村哲也(さかむらてつや)市長はこのほど、市と姉妹都市協定を締結しているドイツ・ディーツヘルツタールのアンドレアス・トーマス市長(58)と市役所でオンライン対談を行った。

 ディーツヘルツタールは長年にわたり日本(下野市)とドイツの相互理解を深めた功績が認められ、外務省から2022年度の外務大臣表彰を受けた。対談は坂村市長がトーマス市長に祝意を伝えることが目的。市市民協働推進課の国際交流員メラニー・ウィルペルトさん(40)が通訳を務めた。

 坂村市長は「外務大臣表彰は長年の交流事業の成果。25年には姉妹都市締結50周年を迎え、本市の中学生もディーツヘルツタールへ行くのをとても楽しみにしている」と祝意を述べた。トーマス市長は「50周年には互いの市民が相互訪問をして、共に祝賀会をしましょう」と呼びかけていた。

 両者は1975年に姉妹都市となった。親善訪問団や中学生などの相互訪問を通じ交流を深めている。今年は9月中旬に市内の中学生16人が6年ぶりに現地を訪問する。

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