【ソウル共同】米韓両軍は14日、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮をけん制するための大規模な合同軍事演習「乙支フリーダムシールド（自由の盾）」を21～31日に実施すると発表した。北朝鮮は合同軍事演習を「戦争演習」だと非難してきた。米韓に対抗してミサイル発射などの軍事的示威を強める可能性がある。
米韓軍当局者はソウルの国防省で14日に記者会見し「実戦的な演習を実施し、同盟の能力を一層強化する」と述べ、多様な野外機動訓練を行うとした。
韓国の文在寅前政権は北朝鮮への刺激を避けるため合同軍事演習の規模を縮小させたが、昨年発足した尹錫悦政権が転換した。
