アザール、チェルシーの開幕戦をお忍び観戦。去就はいまだ不透明

写真:引退の噂もささやかれるが、去就の行方はいかに…… ©Getty Images

マウリシオ・ポチェッティーノ新監督が率いるチェルシーは8月13日、本拠地スタンフォード・ブリッジでリヴァプールとの2023-24シーズンのプレミアリーグ開幕戦に挑み、1-1の引き分けに終わった。

この試合を、かつてチェルシーでプレーした元ベルギー代表FWエデン・アザールがお忍びで観戦していたようだ。イギリス『デイリーメール』電子版が伝えている。

アザールは2012年6月から2017年6月まで7シーズンにわたってチェルシーに在籍し、公式戦通算352試合に出場して110ゴールを記録するとともに、プレミアリーグ優勝2回などのタイトル獲得に貢献した。

その後、レアル・マドリードに移籍して4シーズンを過ごしたが、ケガの影響もあって本来のパフォーマンスを発揮することができず、今夏、双方合意の下で契約を解除していた。

この日はいちチェルシーファンとしてリヴァプール戦を観戦していたようで、ある男性ファンはそんなアザールと一緒に撮影したセルフィーをX(旧ツイッター)アカウントに投稿し、多くの注目を集めた。

その男性ファンは移籍市場に詳しいイタリア人ジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏に向けて「彼は戻ってくるの?」と問いかけるツイートもしていたが、実際のところ、アザールは今も去就が決まっていない状態だ。

まだ32歳という年齢ながら現役引退もささやかれているほか、最近ではアメリカMLSに所属するカナダのクラブ、バンクーバー・ホワイトキャップスへの移籍も噂されているという。

チェルシーに復帰する可能性もゼロとは言い切れないが、今回はただ古巣の応援にかけつけただけの様子。チェルシーの新シーズンとともに、アザールの去就も気になるところだ。

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