「負ける可能性もあった」チェルシーとのアウェイゲームでドローのリバプール、クロップ監督が振り返る「私のキャリアでは第1節は常に難しい」

[写真:Getty Images]

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、チェルシーとの開幕戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

13日、2023-24シーズンのプレミアリーグ開幕戦でリバプールはアウェイでチェルシーと対戦した。

開幕からいきなりのビッグカード。最注目の試合となった中、試合は18分にルイス・ディアスのゴールでリバプールが先制する。

さらに29分には、スルーパスに抜けたモハメド・サラーがネットを揺らしたが、VARチェックの結果、オフサイドでゴールは認められず。

すると、37分にチェルシーの新加入選手であるDFアクセル・ディザジがゴール。試合は互いに譲らない展開でその後も進んだが、1-1の引き分けに終わった。

試合全体を通してホームのチェルシーが優勢だった試合。クロップ監督は、良い部分があったとしながらも。負ける可能性もあったと言及。喜ばしくはないが、アウェイでチェルシー相手に勝ち点1を獲得したことは悪くないとした。

「勝ち点については問題ない。試合を観ていたから、どちらが勝つ可能性があったかは知っている。我々が負ける可能性もあった。それが現実だ」

「彼らにはこの試合に最後にチャンスがあったっと思うか?試合を終わらせるには素晴らしい瞬間だった。それはとても好ましいものだった。我々が取り組んでいた全てがそこにあった」

「素晴らしいゴールを2つも決めたが、1つはオフサイドで認められず、本当にわずかの差だった。あのゴールまでのビルドアップはまさにトップクラス。ただ、その後にチェルシーに扉を開いてしまった」

「1、2回は不必要にボールを失ったし、2点目はセットプレーのあたりだった。100%の自信はない」

「試合内容は明らかにチェルシーの方が優れていた。オープンゲームであり、後半は観客の多さもあり、本当に深くまで掘り下げてハードに戦う必要があった」

「最終的にはゴールも奪え、まあまあと言ったところだろう。気に入った部分もたくさんあったし、気に入らない部分もいくつかあったが、これは難しい場所での最初の試合だ。正直に言って、かなりポジティブに捉える傾向がある」

「これまでの私のキャリアでは第1節は常に難しく、チェルシーとのアウェイゲームは最高のドローとは言えない。ただ、勝ち点1を獲得したし、これからも仕事を続けていく」

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