広島・三次市のワイン工場で、今シーズンの仕込み作業が始まっています。
広島三次ワイナリーに運び込まれたのは、ピオーネヌーボーの原料となる、およそ2トンの地元産ピオーネです。
ピオーネは房ごと機械に入れられ、枝と皮を取り除きます。ブドウの実を圧搾機ににかけ、果汁を搾り出します。味見をしてみると…
広島三次ワイナリー 太田直幸 ワイナリー長
「ことしも例年通り、おいしいピオーネらしさがよく出ているブドウだと思う。かなりおいしいワインができると思う」
この日、仕込んだピオーネは、およそ2週間醗酵させたあと、熟成します。
10月下旬ごろに「三次ピオーネヌーボー」として発売する予定です。
広島三次ワイナリーは、12品種のブドウを仕込み、およそ30種類・27万本のワインを製造するということです。