映画館の体感型設備拡充へ ローソンエンタメ社長

インタビューに答えるローソンエンタテインメントの渡辺章仁社長 

 ローソン子会社のローソンエンタテインメントの渡辺章仁社長は14日までに共同通信のインタビューに応じ、関連会社が運営するシネコン「ユナイテッド・シネマ」と「シネプレックス」で、揺れる座席や立体的なスクリーンといった体感型設備を拡充する方針を示した。映画館ならではの臨場感ある鑑賞環境を充実させ、来館者増を目指す。

 新型コロナウイルス禍で低迷した映画の興行収入は、外出機会の増加に伴い回復傾向にある。ただ、巣ごもり需要で定額制の映像配信サービスが浸透し鑑賞方法が多様化した。「映画館には自宅では味わえない映画体験が求められている」との認識を示した。

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