個人情報含んだ調査票を他人に誤送付 京都・福知山市が4世帯に謝罪

福知山市役所

 京都府福知山市は14日、農家基本台帳を更新するため農家に配布する調査票を誤って3世帯に他人の分を送り、1世帯に配り忘れるミスがあったと発表した。調査票には住所や氏名、農地の所在地、電話番号などの個人情報が含まれていた。

 市農業委員会事務局が7月13~18日に市内6439世帯に郵送した際、封筒の宛名と違う人の調査票を入れたり、入れ忘れたりしたという。市民から「他人の書類が紛れている」と申し出があり発覚した。市は4世帯に謝罪し、回収して正しく配り直した。

 同事務局は「膨大な数の書類を扱う中で間違いに気付かなかった。作業体制の見直しや点検を強化したい」としている。

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