三原の夏の風物詩「やっさ祭り」が4年ぶりに通常開催です。およそ5万人が訪れ、熱気に包まれた3日間となりました。
13日までの3日間開催された三原市の「やっさ祭り」。市民が笑顔で踊りを披露です。祭りは去年までの3年間、コロナ禍で中止や縮小を余儀なくされましたが、今年は4年ぶりに沿道からの観覧も解禁され、通常通りの規模に戻りました。
地元の本町町内会のチームです。去年はコロナ対策で1チームあたり30人までに制限されました。しかし、今年はこの制限もなくなり、およそ70人で参加します。
■踊り手
「できたら上手に踊りたい。」
戦国時代、三原城の完成を祝って踊ったのが始まりとされる「やっさ踊り」。4年ぶりの通常開催となり、多くの観衆が集まる中、躍り手からは自然と笑顔がこぼれます。今年は、60チームおよそ3000人が踊りを披露。祭りにはおよそ5万人が訪れました。
■踊り手
「楽しかったですね。ぎちぎちの人の集まりだったのでさらによかった。」
■踊り手
「声がかれるほど楽しんだ。みなさんの笑顔がいっぱいで(本来の祭りが)戻ってきたなという雰囲気があった。」
踊り手や観衆を魅了した3日間の「やっさ祭り」は、三原の町を熱気に包みました。
【2023年8月14日放送】