リバプール、ラヴィア獲得でサウサンプトンとクラブ間合意も… 再びチェルシーと争奪戦か

[写真:Getty Images]

リバプールはチェルシーとの新たな争いに直面しているようだ。イギリス『ガーディアン』が報じている。

イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンやブラジル代表MFファビーニョが退団した穴を埋めるため、中盤の補強の必要性に迫られているリバプール。以前からサウサンプトンのベルギー代表MFロメオ・ラヴィア(19)がターゲットと目されていたが、今夏チェルシーが追い続けていたエクアドル代表MFモイセス・カイセド(21)に狙いを変更していた。

リバプールは、ブライトン&ホーヴ・アルビオンにイギリス史上最高額となる1億1000万ポンド(約202億6000万円)程度のオファーを提示。クラブ間合意に達していたが、カイセドはリバプールとの交渉の中でチェルシー行き希望の意思を伝え、移籍を拒否していた。

ターゲット変更もカイセドを取り逃すことが濃厚なリバプールは、再びラヴィアに目を向けたようで6000万ポンド(約110億5000万円)のオファーをサウサンプトンに提示。これまでは4500万ポンド(約82億9000万円)以上を提示しない姿勢を貫いていたが、カイセドを逃したこともあり入札額を大幅に引き上げた今回のオファーでクラブ間合意に達したという。

ただ、またしてもチェルシーが立ちはだかることに。11日に5500万ポンド(約101億3000万円)のオファーをサウサンプトンに提示しており、カイセドと併せてラヴィアの獲得にも精を出している。

リバプールがラヴィアをチームに迎え入れるには、今度こそ選手本人を説得しなければならないが、ラヴィアがチェルシー移籍を希望しているという情報もある状況。リバプールはカイセド争奪戦の二の舞いを避けることができるのだろうか。

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