【台風7号】三重県の一部が「暴風域」に 15日に紀伊半島に上陸へ 24時間雨量「450ミリ」も 住民の避難始まる

強い台風7号は15日に東海地方に最も接近し、雨風が強く荒れた天気が続く見込みで、厳重な警戒が必要です。

三重県の最南端、紀宝町では、接近する台風7号への警戒のため、町内全域の5210世帯1万351人に避難指示が出されました。

(避難した住民)
「ここは(建物が)しっかりしているから別に怖いということはない。家の方が心配。(屋根が)飛んでいないか」

台風7号は現在、紀伊半島の南海上にあり、この後さらに北上して、15日の明け方から、夜遅くにかけて、東海地方に最も接近すると見られ、上陸する可能性もあります。

また気象庁によりますと、三重県の一部が暴風域に入ったということです。

15日に午後6時までに降る雨の量は、愛知県と岐阜県で200ミリ、三重県の多い所で450ミリで、気象台は暴風や土砂災害、低い土地の浸水などに厳重な警戒を呼びかけています。

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