県内もUターンラッシュ 東北道矢板北PA付近で12キロ 新幹線混雑ピークは15日

帰省先からのUターンなどで渋滞する東北自動車道上り線=14日午後4時半、矢板市大槻

 県内の高速道路は14日、お盆を古里や行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュで混雑した。日本道路交通情報センターによると、東北自動車道上り線は午後7時現在、矢板北パーキングエリア(PA)を先頭に12キロの渋滞となった。

 ネクスコ東日本の渋滞予測によると、混雑は15日も続く見通し。同日午後4時、東北道上り線の西那須野塩原インターチェンジ(IC)付近で最大30キロ、上河内サービスエリア(SA)付近で最大20キロの渋滞が予測されている。

 JR東日本によると、東北新幹線の上りは14日、自由席の乗車率が100%に達した。15日にピークを迎える見込み。

 JR宇都宮駅では14日、土産物などを手にした人たちの姿が見られた。家族3人で大阪府の妻の実家に帰省していた宇都宮市川俣町、会社員和田民史(わだひとし)さん(36)は「(台風7号の影響による)新幹線の運休にぶつからず帰れてよかった」とほっとした表情を浮かべていた。

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