自然や景色 歩いて満喫 塩谷湧水の里ウォークに833人

笑顔で歩き出す参加者たち

 【塩谷】町内の里山コースを歩く「第7回しおや湧水の里ウォーク」が玉生小を出発点に開かれ、参加した833人が高原山麓の豊かな自然を満喫しながら完歩を目指した。

 町民有志らでつくる実行委員会が主催。今回から従来の41.3キロコースに加え、10キロ、24キロ、31.4キロの部門を新設した。

 玉生小グラウンドはスタートを心待ちにする参加者でにぎわいを見せた。日光市大室、会社員吉田綱輝(よしだつなき)さん(47)は「参加するのは昨年に引き続き2回目。暑いけど、尚仁沢湧水などの自然に癒やされながら歩きます」と意気込んでいた。

 参加者は午前7時40分から順次スタートし、手を振りながら笑顔で歩き出した。沿道に用意された甘酒やスイカなどの飲食物で体力を回復しながら東古屋湖や大滝付近などを歩き、大自然の景色を楽しんだ。

 実行委員長の遠藤広実(えんどうひろみ)さん(55)は「地域の皆さまの協力の下、大会を続けられて感慨深いです」と話した。

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